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  • 執筆者の写真lacasavecchiawaji

立冬

昨日より二十四節気コースが 「立冬」 になっております。

立冬とは、冬の気配が山にも里にも感じられてくるころのこと。

木々の葉が落ち、冷たい風が吹き、冬枯れのようすが目立ってきます。

【節気の魚介 ひらめ】

透き通った白身が美しい、ひらめ。「鯛やひらめの舞い踊り」と歌われるほど、

昔から海の幸のごちそうとされてきました。

白身の刺身では極上とされていますが、今回はあえて焼きでお出ししています。

漁港で神経〆してもらった後、五枚に下ろし、ざるに並べて冷蔵庫で30分寝かせて、

適度に水分を飛ばします。

その後、自凝雫塩をふり、軽く炭火で炙って魚の前菜としてお出ししております。

写真は仮屋のひらめ。

魚福さんでの一枚。この日は60cm、1,5kgのひらめを買いました。

【節気の果物 みかん(温州みかん)】

蜜のように甘い柑橘だから、蜜柑(みかん)と呼ばれるようになったそう。

江戸初期に中国から伝わった種から偶然に生まれたのが、温州みかんだといいます。

手で簡単に皮をむけ、ビタミンCが豊富。

「立冬」ではドルチェで使用しています。

写真は名手さんの温州みかん。

【節気の野菜 ほうれん草】

別名冬葉と呼ばれるほどの、冬野菜の代表格がほうれん草です。

旬の冬どりほうれん草のビタミンCは、夏の三倍とも。

鉄分も豊富で貧血気味の人の頼れる味方。

こちらはパスタで。

写真は自家農園のほうれん草。

【節気の魚介 甲いか】

いかは大別すると、甲(貝殻)をもっている甲いかと、筒いかがあります。

甲いかの身は厚くて、甘みがあるのが特徴。墨をたくさん吐くので、

関東では墨いかという別名も。

仮屋では甲いか類はハリイカやモンゴウイカが代表格です。

こちらもほうれん草と一緒にパスタで。

イカの肝もたっぷり使って煮込んでソースにしています。

写真は仮屋産モンゴウイカ。

魚福さんにて。

【節気の野菜 れんこん】

れんこんの旬は晩秋から冬にかけて。その年の夏に高温の晴れが多いほど、

美味しいれんこんが豊作になるとか。しゃっくりとした歯ごたえで、ビタミンCや食物繊維、

ポリフェノールが豊富な冬の根野菜。

写真は杉森農園のれんこん。

減農薬で作っておられます。

「立冬」コースは11月23日くらいまでの予定です。

ご来店お待ちしております。

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