【節気の魚介 太刀魚】
魚の外観が太刀に似ていることにより、太刀魚(タチウオ)という説がありますが、
朝夕の薄暗い頃に表層に浮き上がり餌を狙って立ち泳ぎをすることにより、
立魚(タチウオ)と名が付いた説もある。 タチウオの体表には鱗がなく、全身が銀色に輝くグアニン質の層で覆われている。 このグアニン層は人が指で触れただけですぐ落ちる粉状の物質で、
これを集めて「タチハク」という物を作りイミテーションパールや
マニキュアに入れるラメの原料として使われていた。
しかしタチウオはこのグアニンが剥離するとすぐに死んでしまうらしい。
今節気、大暑コースではパスタで使っています。
写真は由良漁港 山口水産の釣りの太刀魚