更新遅くなりましたが、三月二十一日から二十四節気コースが「春分」になりました。
春分とは、太陽が真東から昇り、真西に沈む日のこと。
昼と夜が同じ長さになる春分の時期を二十四節気の大きな節目のひとつとします。
【節気の魚介 真鯛】
お祝い事といえば、鯛。縄文時代の遺跡から鯛の骨が発掘されたり、平安時代の『延喜式』に
朝廷への貢ぎ物として鯛のことが書かれていたり。
江戸時代には、鯛が収穫されると真っ先に将軍家に献上されたとか。
旬は春ですが、桜の時期も紅葉の時期もおいしい魚です。
目の下一尺といわれ、体長四十~五十センチほどが美味。
今節気、「春分」では魚の前菜でお出ししています。
写真は仮屋漁港 魚福さんで真鯛を〆てもらっているところです。