本日、二月十九日より二十四節気コースが「雨水」になりました。
雨水とは、降る雪が雨へと変わり、氷が解け出すころのこと。
昔からこの季節は農耕の準備をはじめる目安とされてきました。
そして先日納品してもらった二十四節器 第三作目
二十四節器 「雨水」 鬼ヶ島志野片口鉢 大前悟作
雪の下から土がうっすら見えている風景を表現されています。
解氷~ 育波産フルセ / リーフレタス / 千早玉 / 摘み草 / 庭のハーブ / 柑橘
氷が解け、大地に水が流れ込むイメージで作りました。
泳ぎ回っているフルセはソテー、畑や店の周りで取れた摘み草やハーブを海藻に見立て、
水面の波紋を砂川さんの作る玉ねぎ 千早玉で表現しました。
文旦や八朔、はるかなど六種の柑橘を使い立体的で奥行きのある酸味で全体をまとめています。
この器を使った一品はディナーのみ。
「雨水」コースは三月四日くらいまでの予定です。
皆様のご来店心よりお待ちしております。