先ほど、Awabi ware の岡本君がお皿の色のサンプルを持ってきてくれました。
同じ釉薬でも場所によって、温度によって、形によって様々です。
今回は海と大地の島の恵を盛り込む為の皿を作って欲しかったので、地元釜口の浜の砂を
混ぜ込んでもらいました。
それは島に降った雨は大地を潤し、養分を含んだ雨水は土と一緒に川から海へと流れ、魚の餌となる微生物
の繁殖に繋がるからです。
料理と皿で島の命の循環を表現できたらと思っています。
抽象的な注文に誠実に応えてくれています。
私が出来る事は料理で応えることだけです。
出来上がりはまた後日お知らせします。