春を告げる魚
- lacasavecchiawaji
- 2016年3月9日
- 読了時間: 2分
先日、イカナゴ新子漁が解禁されました。
早速解禁日にいつもお世話になっている仮屋漁港に行ってきました。
春を告げる魚はその土地土地でニシンであったりアマゴであったり、サワラであったりしますが、
ここ淡路島ではなんと言ってもイナカゴです。
もうすでに多くの人が。例年より解禁が遅く、みんなこの日を待ちわびていたに違いありません。

水揚げされたそばから状態のチェック。
鬼気迫るものがあります。

キラキラ輝いてまるで宝石のようです。

今年は不漁で驚くほど水揚げが少ないです。
競り落とした仲買いの札を置いていきます。

鮮度が落ちないうちに急いでトラックへ。
島外に出荷されるのでしょうか。
今年は値が相当高いので皆少しでも落とさないように大きな声が飛び交います。

イカナゴを下ろしたらすぐさま次の漁へ!

私も獲れたてのイカナゴをすぐに店に持ち帰り、まずは水洗い。

沸騰させる時間ももったいないので、沸騰させておいた湯でボイル。
一番気を使います。

茹で上がったら店の前で干します。
ここで素早く冷まし、良い加減で水分を飛ばしておかないと悪くなるのも早いです。

「仮屋産イカナゴのフリッタータ」
毎年恒例になってきました。
お客様にも淡路島を感じて頂ける一品だと思います。
