淡路島は年間降水量が少なく、温暖な瀬戸内海気候に属していますが、南あわじ市は冬季に播磨灘からの冷たい季節風が吹きぬけ、そうめん作りに適した気候風土です。
さらに漁師たちの冬の副業としてそうめん作りが奨励されたことも、そうめん産地としての発展に繋がりました。
そんな南あわじ市にある手延べ麺製造所 平野製麺所で作られるふし麺。
ふし麺とは手延べ麺を吊して干した後、直線部分を切り落とすと残ったトングの様な部分がふし麺となります。
「啓蟄」コースではスープの浮き実としてこのふし麺を使わせて頂いております。
Uの部分が太く厚くなっていますのでその他の部分との食感の差を楽しんで頂けると思います。
「平野製麺所 ふし麺入りミネストローネ」