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  • 執筆者の写真lacasavecchiawaji

必然

今日はランチに京都イタリア料理界の異端児 

オステリア コチネッラの森山シェフが来てくれました。

こだわりの塊のようなシェフの料理はとても興味深いです。

森ちゃん、ありがとー!

オステリア コチネッラのHPはこちら

さて、今朝のパスタ生地の状態はすこぶる良かったんです。

そんな日は気分が良いもんです。

でもこれは言わば偶然の産物。

同じ分量でやっても同じようにはいきません。

同じようにやっても毎日が最高ではありません。

前日生地を捏ねる時の気温、湿度。

当日生地を延ばす時の気温、湿度。

そういった要素が絡み合って、最高の条件が整った時、

最高の生地が出来ます。

もちろんその際微調整は必要ですが。

僕らはこれが仕事なので、これが偶然出来た!やった!ではいけないと

自分を戒めます。

気温、湿度のデータ化。

それに伴う、水分量などの微調整のデータ化。

偶然をデータ化。

偶然を必然に変える。

この作業の繰り返しが僕に出来るより良いものに近づく方法です。

ただ数値ばかりを気にし過ぎてもいけない。

僕は科学者じゃない、料理人だ。

経験に基づく勘と、そしてデータ。

この2つが揃った時、自分が納得できるものが目の前にあるはずだ。

でも偶然ででも良いものが出来た時は嬉しいもんです。。

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