本日四月二十日から二十四節気メニューが「穀雨」になります。
穀雨とは、たくさんの穀物をうるおす春の雨が降るころのこと。
この季節の終わりには、夏のはじまりを告げる八十八夜が訪れます。
【節気の野菜 新ごぼう】
中国から入ってきたごぼうが、食用になったのは日本だけでした。
漢方では「悪実」と書かれ、利尿作用や化膿止めの効果があると言われています。
旬は四月~五月。水溶性の食物繊維イヌリンは腸の働きを整え、
血糖値の上昇を抑える作用があるといわれます。
また不溶性食物繊維のリグニンもコレステロール値を抑制する作用や、
腸のぜん動運動を活発にさせる作用があるとされます。
そのため便秘解消や大腸がん予防などに効果が期待できます。
しかも低カロリーなので、生活習慣病対策にもピッタリの野菜です。
写真はヒロオカ シンスケさんの新ごぼう