三月六日から二十四節気コースが「啓蟄」になりました。
啓蟄とは、陽気に誘われ、土の中の虫が動き出すころのこと。
一雨ごとに春になる、そんな季節の気配を感じながら。
【節気の野菜 新玉ねぎ】
玉ねぎの歴史は古く、古代エジプト時代まで遡ります。日本に入ってきたのは明治時代。
春先に出回る新玉ねぎは、みずみずしく甘味があり生食向き。
目にしみる香味成分の硫化アリルは、胃の働きを活発にします。
ポリフェノールを多く含むので、血液をさらさらにしてくれます。
今節気、「啓蟄」ではメインの椚座牛の付け合わせとソースに使用しています。
写真は砂川 正幸さんの新玉ねぎ「千早玉」です。
今は亡きお母さんの名前「千早」と「早生玉ねぎ」をかけてつけたんや~という砂川さん。
お客さんにも伝わっていますよ、その砂川さんの想い。