十一月二十四日より二十四節気コースが 「小雪」 になっております。
小雪とは、寒さが進み、そろそろ雪が降りはじめるころのこと。
とはいえ雪はまださほど大きくなく、寒さもそこまでではありません。
【節気の魚介 かます】
「かますの一升飯」ということばがありかますの塩焼きが一尾あれば一升でもごはんを食べられるというほど、
その塩焼きは定番。産後の前後を除けばいつでも美味ですが、とくにおいしい旬は
脂がたっぷりのった大物がとれる秋から冬。
今回は一夜干しにしてパスタのソースにしています。
今のかますは脂の乗りが良いのでサイズにもよりますが大体15%の塩水に15分漬けて、
淡路島の夜風にあてております。
適度に水分が抜けたかますの美味しさは格別です。
まさに一升飯。
写真は仮屋産のかます
【節気の野菜 白菜】
霜にあたると葉の糖分が増し、おいしさが深まるとか。やや冷涼な土地を好んで育ちます。
椚座牛の付け合わせとして漬物を作っています。
最近は色んな色の白菜が出ていますが、一回目の漬け込みはスタンダードな白菜で。
今漬けているのは紫色をした白菜、紫奏子(むらさきそうし)という品種です。
明日には食べ頃を向かえそうです。どうなるか楽しみです。
写真は岡田 久さんの白菜