本日五月二十日から二十四節気コースが「小満」に変わりました。
小満とは、いのちが、しだいに満ち満ちていくころのこと。
草木も花々も、鳥も虫も獣も人も、日を浴びてかがやく季節です。
【節気の魚介 鱚/きす】
仮屋では比較的よく見かける鱚ですが、これから夏にかけてが美味しくなります。
今回は身、骨をフリットにしてエンドウ豆のソース、畑のお野菜と共に前菜として
召し上がって頂きます。
写真は魚福さんにて、フリットに丁度いい40gくらいの鱚を選別してもらっているところです。
【節気の野菜 しそ】
しそは平安時代から重宝されてきたそうです。
青じそは通年出回っていますが、本来の旬は初夏から盛夏にかけて。
赤じそは旬が短くて、夏の二ヶ月くらい。
去年は赤じそジュースを作って大変好評だったので今年もチャレンジしたいと思っています。
赤じそは体を温める働きがあり、夏場のクーラーなどの冷えに良いそうです。
太陽に透かして見ると、手のひらじゃありませんが生きているんだ!と実感し、元気をもらえます。
今年はオリーブオイルと共にペーストにして新じゃがのサラダの風味付けに使っています。
写真は田尻 孝義さんの青じそ
【節気の野菜 空豆】
桜が咲いた二ヶ月後が、その地方の空豆の旬だそうです。
去年うちの畑で作ったのですが収量はかなり少なかったです。
その代わり取れたての空豆の美味しいこと!
今年はフローラルさんで買っていますが、鮮度命なので店に戻ると
すぐに茹で、ペーストにします。
こちらはデザートで使っています。
写真は小居 みさをさんの空豆
この「小満」コースは六月四日くらいまでの予定です。
皆様のお越しをお待ちしております。