今日はランチに淡路島西洋野菜園の柴山さんがご家族で来て下さいました!
ここは日本か?というくらいイタリア野菜を中心に多品目を露地栽培していらっしゃる方です。
ご本人も穏やかで気負いがなく、とても気さくな方です。
当店と柴山さんの畑は同じ淡路島でもそこそこ距離があります。
でも距離なんて関係ない。ご縁があれば自然と惹かれあうものです。
自分の道を真面目に真っ直ぐに歩いていたら惹かれあうものです。
柴山さん、ありがとうございました!!
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さて、今節気のドルチェは「ズッパ イングレーゼ」これに季節の柑橘類を合わせております。
ズッパ イングレーゼとは直訳すると「イギリス風のズッパ」という意味のこのお菓子です。
ズッパとは、「浸したパンの薄切り」を意味します。諸説ありますがこのお菓子もスポンジケーキに
たっぷりとシロップを染み込ませることから、ズッパといわれるようになったと言われています。
本来シロップにはアルケルメスと言うリキュールを使いますが、
当店ではその代わりにカンパリを使用しています。
カンパリの苦さと文旦や八朔などの柑橘系のほろ苦さをカスタードクリームの
甘さが優しく包みこんでくれており、お客様からもとても評判が良いドルチェです。
シロップの甘さやカスタードクリームの甘さの調整。スポンジ生地や柑橘の酸味と苦み等の個々の
特性を踏まえつつトータルとしてのバランスの調整。
試行錯誤の上、納得のいく物が出来たようです。
一日寝かしてシロップが馴染んだ頃が食べ頃ですよ~。
当店パティシエ渾身の一品。是非お試しあれ!!